BB戦士 G3隠密
SD戦国伝・隠密頑駄無をG3ガンダム風の色調で仕上げました。
さしづめ「璽威参(ジイスリー)隠密」といったところでしょうか。以前投稿したG3カラーの農丸頑駄無をもとにしています。
G3ガンダムにはいくつかカラーバリエーションがありますが、今回は「ロボット魂」や「HG BEYOND GLOBAL」などで採用されている、グレー+ライトパープルのカラーリングで塗装してみました。また忍者らしく逆手用の短刀も自作しています。
もとの隠密との比較。ずいぶん渋い感じがしますが、忍びたる者こういう色味が、本来あるべき姿なのかも。ノーマルと対照的にしたかったので、眼帯や胸飾りなどは色調を入れ替えています。また左肩の文字はG3を表す「参」にしてみました。シールは透明のテプラで印刷。お手軽なやりかたでおすすめです。
どうやら設定を見ると、隠密は「兜割」と呼ばれる特殊な形状の短刀を持っているらしく、今回ついでに作ってみました。よくわかりませんが、横に飛び出した鈎の部分で敵の刀を受け止めるのかな?だれか詳しい方がいれば、ぜひ教えて下さい。
本体と付属品一覧。やっぱり隠密はかっこいいし、いっぱいおまけも付いてて、お得感&作りがいがあります。何ならもう1セット分欲しいぐらいですが、再版されても今のオンラインショップでは、過去に買ったキット含め追加購入できないんですよね。転売対策だとは思いますが、バンダイさん・・・なんとかなりませんかねぇ。
お気に入りのワンショット。隠密はジャンプしている姿がよく似合いますね。メイン画像用としていい感じに撮れたのですが、構えている武器がみごとに頭と腕で隠れてしまったので没にしました。うーん角度って難しい。
以上、SD戦国伝より隠密頑駄無・G3バージョンでした。
以前投稿した農丸に引き続き、今回も色替えで隠密を紹介させて頂きましたが、やはり戦国伝のキャラは、作ってても色々と想像をかきたてられて楽しいですね。レジェンドBBも良いのですが、やはり昔ながらの2頭身体型も捨てがたい。
また大量再版してくれないかなー。
それでは、次回を待て!
レーサーミニ四駆 ダッシュ2号・太陽(バーニング・サン)
レーサーミニ四駆より、ダッシュ2号・太陽(バーニング・サン)です。
今回は、他のダッシュナンバーズとはひと味違う、力強いフォルムが印象的なこのマシンを紹介します。
正面像です。バーニング・サンは、当時爆発的人気を誇っていたミニ四駆漫画、「ダッシュ!四駆郎」に登場する戸田弾九郎(タンクロー)の愛機であり、1989年、エンペラーに続くダッシュシリーズ第二弾として発売されました。今回は2021年に発売された、復刻版スペシャルキットのボディを使用しています。
側面像。復刻版ではエンペラーと共有のタイプ3シャーシ仕様でしたが、今回は初代の武骨なシルエットを再現したかったので、スパイクタイヤを履かせています。やはりバーニング・サンといえば、装甲車のような堅牢なイメージ。作中でもオフロードをものともせず、豪快に走る姿が描かれていましたね。
上面より。後部の謎ユニットが何ともカッコいいです。エンジンが後ろにあることを考えると、冷却系装備の一種でしょうか。フロントにもスリット状のダクトと、謎の「Ф」モールドが。これは調整弁か何かなのかな。こういった想像力をかき立てられるメカニカルな部分も、バーニング・サンの魅力のひとつですね。
うしろ姿。大口径で迫力あるテールエンドが印象的です。原作では、エンペラーにもこのボディキャッチが使用されていましたが、立体化されたのはバーニング・サンが初めてだと思います。今にも走り出しそうな、この躍動感。たまりません。
バーニング・サンは、1989年に発売されたタイプ1シャーシ仕様が初版ですが、その後タイプ3シャーシ版が1990年にリリースされています。ピンスパイクをスリックタイヤに履き替え、リヤウイングを追加で装備。よりオンロードを意識したスタイリッシュな印象になりました。しかし、2008年に発売されたMSシャーシ版では、リアウイングは廃され、ベンパーを装着した原作準拠の仕様に戻されています。やはり初代のマッシブなスタイルの方が人気なのでしょうか(私自身もそう思います)。
以上、レーサーミニ四駆より、ダッシュ2号・バーニング・サンでした。
バーニング・サンは、小学生当時、私の友人が所持していたマシンで、よく一緒に学校裏の公園で走らせて遊んだものです。側溝の中を、かなりの速度で走り去っていくミニ四駆を懸命に追いかけるのですが、だいたい追いつけず、突き当りでひっくり返っているパターンがほとんどだったように思います。
今のように、専用コースで走らせることが気軽にできる環境ではありませんでしたが、それでも十分楽めた、本当に良い時代でした。
またいずれ他のダッシュナンバーズのマシンも仕上げて、紹介できればと思います。
ではまた!
BB戦士 鎧騎士F90
SDガンダム外伝より鎧騎士(アーマーナイト)F90です。
先代円卓の騎士のひとり。作中では、若い騎士たちのまとめ役として、序盤よりパーティーを支えます。第3章終盤で、F90ジュニアたちとともに新生円卓の騎士のメンバーに選ばれ、ザビロニアとの最終決戦に挑みました。
正面像です。付属品は長剣と盾、斧、スタンドと他のキットに比べやや少なめですが、その分つくりは良い感じです。ただし皇騎士や麗騎士などに付属する鎧との互換性はなく、残念ながら装着できません(兜や盾などは装備可能です)。
銀の斧を装備した姿。カードダスではお助けアイテムとして登場していましたね。ちらりと見えるマントは、説明書の型紙を使い赤のフェルトから切り出しました。
オリジナル設定の盾にはギミックが仕込まれており、スプリングで先端の短剣が射出されます。こうして見るとなんかかっこいいぞ。
軽装タイプ。脱いだ鎧は、画像のようにスタンドに飾り付けることができます。この状態が一番F90っぽくて好きかも。特に額のデザインがモチーフの意匠をうまく取り入れていて、すごく良くできていると思います。
以前作った麗騎士と。SFC版円卓の騎士では、彼ら若手の騎士たちをたしなめる役どころが多かったですね。回復技も使いこなす、攻守ともにバランスの取れたキャラクターとして、終盤まで重宝した覚えがあります。
完成直前のF90。額のバイザー部分は銀メッキをそのまま活かしたかったので、余白の黒いシールを切り貼りしてスリットを表現しています。どちらかというと塗り分けもシンプルで、あまり時間をかけずに仕上げることができました。
こうして見るとF90は色合いといい顔立ちといい、かなりヒロイックな印象を受けますね。正直、第一章の皇騎士よりも主人公感出ているような気が…。
以上、SDガンダム外伝より鎧騎士F90でした。
円卓の騎士たちの中でも古参の騎士であり、ほしの竜一先生が描く漫画版では、別動隊を率いてゼダン要塞の攻略に貢献しました。
今思えば、私にとってボンボンを買うのは月いちの楽しみでした。ガンダム以外にも、マリオやロックマンなど魅力的なコンテンツが多く、なんだかんだ言って、中一ぐらいまで買って読んでいたと思います。もう一度読みたいなぁ、ボンボン。
とにかく鎧騎士は仕上がりがとても良いキットなので、皆さんも機会があれば作ってみてはいかがでしょうか。
ではまた!
BB戦士 G3農丸
SD戦国伝・農丸頑駄無をG3ガンダム風の色調で仕上げました。
さしづめ「武者 璽威参(ジイスリー)」といったところでしょうか。
G3ガンダムは媒体によって初期イラスト準拠のモノクロ色、グレー+ライトブルー、グレー+ライトパープルなど、複数のカラーリングが存在します。迷いましたが、今回はMGなどで採用されているグレー+ライトブルーのバージョンで塗装してみました。
武者でありながら、うまくG3のイメージに近づけることができたと思います。
配色はグレーのサフをベースに、ノーマルカラーの赤部分を薄青、金メッキを銀メッキへと変更しまとめてみました。それに伴い守護獣のアニマルスピリットも銀色バージョンへ色替えしています。目はシールをコピー機で印刷しボンドで張り付けました。
軽装タイプと武者スピリット、付属武器です。農丸はかつて二刀流だった設定があるので、今回ランナーから短刀を削り出して作ってみました。でもちょっと短すぎたかも。せめて脇差ぐらいの長さにすればよかった。
ノーマルの農丸と(ややこしい)。同じキットですが色味を変えるだけでずいぶん印象が変わりますね。農丸は元キットのできも良く、今回はじめてオリジナルカラーで仕上げてみましたが、作りながらも色々とアイデアが浮かんできて、本当に楽しく作ることができました。
完成間近のG3農丸。今回アンテナの塗装に、はじめてガンダムマーカーのメッキシルバーを使ってみましたが、お手軽ながら評判どおりのメッキ感にびっくりしました。手で触るとくすんでしまうのが残念ですが、触れずに飾るなら、かなりいい感じに輝きが持続すると思います。
後ろから。兜の庇とトサカ(ノーマルカラーでは白の部分)は薄青ではなくちょっと色味の違う灰色で塗装しています。でも画像だとあまり違いがわかりませんね。ちょっと残念。
二刀流設定を活かすため、右腰にも鞘接続用の穴を設けています。しかし昨今のガンプラ不足で、余分にキットを確保することができなかったので、残念ながら未実装となりました。いつかまたキットが手に入ったら、その時に作り付けてみたいと思います。
以上、SD戦国伝より武者農丸・G3バージョンでした。
以前、農丸を投稿した際、双子設定なら武者がRX-78、農丸がG-3ベースの方がわかりやすかったと感想を載せたのですが、今回ようやくそれを実現することができました。
G3カラーの隠密も作りましたので、またいずれ紹介したいと思います。
それでは、次回を待て!
レーサーミニ四駆 アバンテJr.
レーサーミニ四駆より、アバンテJr.です。
かつて誰もが憧れた究極のマシン、アバンテJr.に部分塗装を施し、クリアを吹いて仕上げました。
パッケージです。これは2018年に、アバンテJr.発売30周年を記念して復刻されたスペシャル版です。アバンテJr.にはブラックスペシャルなど、いくつかバリエーションがありますが、昔ながらの初代アバンテを青ボディとタイプ2シャーシで再現できるのは、本キットをおいて他にないと思います。
箱絵側面。この30周年モデルにはオリジナルボディの他に、特別仕様のブルーメッキボディとステッカーが付属しています。残念ながらシャーシは1台分のみですが、それでもアニバーサリーモデルとして、かなりお得な内容となっています。
正面像。1988年、アバンテショックと呼ばれる一大ブームを巻き起こした、RCカー「アバンテ」。それをもとに開発された「アバンテJr.」は、発売と同時に爆発的な人気を博し、累計販売400万台という記録的な大ヒットをたたき出しました。
コロコロコミックでは数か月に渡って特集が組まれ、瞬く間にその速さと美しさで世の小学男子たちを魅了した、まさに究極と呼ぶに相応しいマシン。それがアバンテJr.だったのです。
側面から。スマートな流線型のフォルムに、大径ホイール+スリックタイヤの組み合わせが目を引きます。RC版アバンテを踏襲しながらも、独自にリファインされたその姿は、洗練された至高のデザイン。
アバンテjr.には多くの派生モデルが存在しますが、やはり初代のカッコよさは別格。今でも人気の理由が頷けます。
上面像。なにやらキャノピーが透明ですが、それもそのはず。このボディは先に紹介した復刻版ではなく、2016年に発売されたグレードアップ用のボディパーツなのです。
実は当初、復刻版が手に入らなかったので、ボディパーツだけをあらかじめ別で用意し、シャーシのみ後に入手した復刻版のやつを使用させてもらいました。
オリジナル版の紹介は、またいずれ。
後姿。うーん、やはりどの角度から見てもカッコいい。
テレビ千鳥のミニ四駆回で、大悟さんが当時を振り返り「アバンテよりかっこいい言葉ない」と言ってましたが、まさしくその通り。第1次ミニ四駆ブームを経験した私たちにとって、アバンテJr.は今でも特別な存在なのです。
タイプ2シャーシ。オンロード競技用として開発された最初のシャーシで、肉抜き軽量化に加えガイドローラーを標準で装備。モーターレイアウトも縦置きに一新され、放熱性に優れたカバーを採用するなど、タミヤの粋を集めた新技術が各所に導入されています。
その性能はまさに鬼畜。各地の走行会で、フルチューンの既存マシンがノーマルのアバンテにちぎられるという、衝撃的な光景が繰り広げられました。
せっかくなので、後継のスーパー2シャーシにも載せてみました。今回はたまたま手元にあった、ダンシングドールプレミアムのシャーシを使っていますが、鮮やかなブルーのボディに、イエローのガイドローラーとリアステーが映えますね。これはこれでいい感じ。
ちなみにリアウイングに描かれた「Being nuts is NEAT !」とは「バカになるってかっこいい!」という意味のスラングだそうです。「NEET」とは全く違う意味らしいので、あしからず。
以上、レーサーミニ四駆よりアバンテJr.でした。
1989年当時、アバンテjr.は人気のあまり、どの店でも品薄状態が続き、私が手に入れたのは発売から随分経ってからのことだったように思います。ドキドキしながら家に帰って、組んだ最初の感想はまさに衝撃。子供ながらその完成度の高さに驚嘆したものです。
あれから30年以上経って、再びアバンテJr.を手にすることができましたが、やはりその魅力は当時のまま、決して色褪せてはいませんでした。子供の頃の純粋な気持ちを思い起こされるとともに、このマシンが今でも多くの人に愛される理由を、改めて認識させられました。
今回はオリジナルではなく、スモークキャノピー仕様のグレードアップボディを使用しましたが、またいずれオリジナル版の方も仕上げて、紹介できればと思います。
ではまた!